商品の説明
サイズ
径 10㎝ 高さ 8.5㎝
『不識』
達磨の言葉です。
《達磨は中国に禅を伝えたインド僧。
五、六世紀、実在の人です。崇山(すうざん)の少林寺で壁に向かって九年間座禅を続けたと伝えられています。》
「不識」禅では「執着」を捨てると言う意味があります。
「識る(しる)」、「識らず」と、自分が生まれてから身につけてきた知識や経験に惑わされることなく、それらを完全に捨て去ってこそ、禅でいうところの「不識」を体得することができると言います。
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箆(へら)で荒々しく削られた胴に、悟りを開かんと一心に座禅を組む達磨の姿が、非常に簡潔な線で表されています。
尚、この線はいわゆる「絵付け」ではなく、刻み込まれた絵柄の線のみ飴釉を外して、線上に透明な「黄ハゲ釉」を重ねて掛ける技法が使われており、奥深さを感じさせます。
厳しく張った腰から切り立った胴に付けられた荒々しい箆目、口縁を内に抱え込み、茶溜は大きく深く、見込みは、段を取って深く広々としています。
緊張感のある姿の茶碗ですが、飴釉の美しいグラデーションと、飾り気の無い閑寂な図柄が緊張を緩和し、穏やかで滋味深い一碗となっています。
新品未使用、自宅保管品、共箱、共布付きです。
抹茶茶碗
茶道具
種類···茶道具
#はづき茶碗楽茶碗
商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品 > 茶道具 > 茶碗商品の状態新品、未使用発送元の地域富山県