商品の説明
専用出品となります。
#柏木素龍筆法華経
【商品名】法華経断簡
【年代】江戸時代
【形状】額縁入り
【サイズ】
断簡 縦27㎝×横9.1㎝
額縁 縦32cm×16.8
【商品詳細】
料紙。所々キズがございます。
※印刷ではなく、肉筆物です。
【筆者の柏木素龍について】
俳人・江戸浅草自性院住職。通称は儀左衛門。号は全故・素龍(斎)。第五代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保に仕えた。能書家で、芭蕉の親友。おくのほそ道を清書した。
【旧所蔵者の木村寿禎について】
蘭医。諱は安定。仙台藩の医員。長崎に遊学し楢林重兵衛に師事。和蘭学を伝習し、且つ医学を修め、仙台藩に戻る。享年61歳。(仙台人名大辞書・歴史図書社より引用)
【漢文】
得値。如優曇鉢羅華。又如一眼之龜値浮木孔。而我等宿福深厚生値仏法。是故父母当聴我等令得出家。所以者何。諸仏難値時亦難遇。彼時妙荘厳王。後宮八万四千人。皆悉堪任受持是法華経。浄眼菩薩。於法華三昧
【現代語訳】
(「父上も母上もご一緒に宿王華智仏(しゅくおうけちぶつ)に拝謁して敬いをささげましょう。仏の在(ましま)す世に生まれて仏に見(まみ)えることは・・・・・)
難しく、三千年に一度開くという優曇波羅(うどんばら)の花のように稀なことです。百年に一度海に浮かぶ盲目の亀が浮木の孔(あな)に偶然に頭を入れるかのように、きわめて稀なことです。しかし、わたくしたちは過去から積みかさねた徳において、今、仏に見(まみ)えることができました。それゆえ、どうか出家をお許 しください」
そのとき、王の後宮の官女八万四千人も、ことごとく法華経を受持する心を開かれました。というのは、二人の王子は、すでに長く菩薩の道を修していたのです。浄眼(じょうげん)王子は法華三昧(法華経の行に専心すること)を
(・・・・・久しく修して通達し、浄蔵(じょうぞう)王子は無量百千万億劫に離諸悪趣三昧(りしょあくしゅさんまい・地獄・餓鬼などの悪道を離れること) を修して通達していました。)
【発送方法】
ゆうゆうメルカリ便(ゆうパック)にて発送いたします。
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商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 書 > 掛軸商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域宮城県